こんにちは!
ベアです。
東京都江戸川区に在住していて、子どもが東京都外の病院を受診・入院した時の費用の対応方法について紹介します。
子ども医療費助成制度は、都内であれば受診した病院で実費がかからない制度です。つまり都外になると費用が発生します。
ただし後から還付請求できるので、受診したときは立替え払いになります。
知らないと対応方法がわからない内容なので、ここでまとめてみます。
江戸川区子ども医療費助成制度
まず、そもそも江戸川区の子ども医療費助成制度とは以下になります。
中学3年生まで(15歳到達後の最初の3月31日まで)のお子さんが医療機関等で健康保険証を使用して診療を受けたとき、保険診療の自己負担分を江戸川区が助成する制度です。保護者の所得制限はありません。
※助成を受けるためには、医療証の交付申請をする必要があります。
つまり、15歳(中学3年生)までは医療費が無料になる制度です。
子育て世帯としては、非常にありがたい制度です。
特に、幼稚園に通い始めると集団生活が始まるので体調を崩しやすくなるので、医療費を気にせずに通院させることができます。
ちなみに、江戸川区の制度を紹介していますが、東京都内であれば23区全て中学3年生までは自己負担なしになります。違いとしては、千代田区と北区が高校3年生までを対象を拡大しているのと、一部の区では入院時の食事代も助成対象としている点が違いとしてあります。
江戸川区の助成制度対象は、正確には以下になります。
乳幼児(0歳から6歳到達後の最初の3月31日まで)→マル乳医療証
小中学生(6歳到達後の最初の4月1日から15歳到達後の最初の3月31日まで)→マル子医療証
また、助成方法は医療機関に保険証と一緒に医療証を提示するだけです。
後から金額が還付されるのではなく、受診したその日その病院での支払いが発生しません。
ただし、東京都内の医療機関に限られます。
東京都以外の医療機関で受診・入院した場合は、一旦自己負担した後、後日江戸川区に還付申請をする必要があります。
東京都外で受診・入院したときの還付
東京都外で受診した時の、還付対象と対象外は以下です。
助成される医療費
・医療機関等で支払う医療費のうち保険診療の自己負担分
・入院時の食事代(食事療養標準負担額)
・補装具(治療用眼鏡等)で健康保険からの給付が決定されたもの
助成されない医療費
・保険診療に該当しないもの(差額ベッド代・薬の容器代・文書料・予防接種代・健診料など)
・交通事故など第三者行為によるもの
・学校、幼稚園、保育園の管理下でのけがによるもの(日本スポーツ振興センター法が適用される医療費)
・各健康保険組合等から支給される高額療養費、付加給付金に該当するもの
・特定の疾病で他の医療費助成制度で助成を受けられるもの(小児慢性疾患など)
こちらの内容は、東京都内で受診・入院した時と同じです。
ちなみに、都内で受診するときは子ども医療証の提示が必須ですが、都外では必要ありません。というよりも、都内の証明書なので受付で出しても、すぐに返却されます。
還付申請の方法
では肝心の還付申請の方法です。
還付申請をするとき
1、東京都外の医療機関等、子ども医療証を取り扱わない医療機関等で受診したとき
2、東京都外の「国民」健康保険証を使って受診したとき
3、入院し、食事代(食事療養標準負担額)を支払ったとき
4、保険証を持たずに受診したとき(10割負担)
5、補装具を作ったとき
以上が還付申請が必要なときですが、この記事では1について紹介しています。
還付申請の期限
還付申請の期限は、医療費を支払った日の翌日から5年以内です。
ただし、10割負担の場合や保険診療の自己負担分が高額療養費、付加給付金などに該当する場合には先に健康保険組合等へ申請が必要となります。
健康保険組合等への申請については、時効が別に定められているようなので、早目に加入の健康保険組合等へ申請した方が良さそうです。
必要なもの
・お子さんの健康保険証
・子ども医療証
・子ども医療証に記載されている保護者名義の振込口座の確認できるもの
・領収書原本(1受診者氏名 2診療年月日 3領収金額 4保険点数または総医療費 / の記載)
・認印(朱肉を使うもの)
特に、振込口座を確認できるものは忘れやすいので注意が必要です。
還付申請の窓口は
・子ども家庭部児童女性課
・小松川事務所保険年金係
・葛西事務所保険年金係
・小岩事務所保険年金係
・東部事務所保険年金係
・鹿骨事務所保険年金係
江戸川区役所以外でも受付可能です。
費用の入金ですが、タイミングにもよりますが、翌々月末で見ておけば良さそうです。
さいごに
江戸川区はすぐ横が千葉県なので、時と場合によっては都外で受診をしなければいけないケースが多々あると思います。
特に、入院となったときは、都内の近くの病院に行ければいいのですが、ベッドの空き状況によっては、隣の浦安や千葉県の病院に行かざるを得ないこともあります。
私は、このパターンで千葉県の病院に入院になりました。都内の病院も紹介されましたが、千葉の病院の方が通いやすいということもあり、都外の病院にせざると得ませんでした。
入院費用は一時的に立替えてが発生するものの、全額還付されるので、都外になってしまっても、通院や通いやすさを重視して選ぶといいでしょう!
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