こんにちは。
ベアです。
ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験「ITパスポート」。
これからITパスポート試験を受験しようと考えている方は、以下が気になるところではないでしょうか?
ITパスポートってどんな試験?
ITパスポート試験って難しいのかな?難易度はどんなもん?
ITパスポートって試験日はいつ?
どうやって勉強したらいいの?
参考書はどれを選べばいいの?
どれくらいの時間かければ合格できるの?
今回はこれらの疑問を解決しつつ、実際に私がIT passport試驗を合格するまでの手順、勉強方、おすすめ参考書について紹介します。
ちなみに、独学で勉強して合格できました!
はじめに
そもそもですが、私が受験をしようと思ったのは、仕事上で必要だとか、求められているからとかではなく、単純に自身の知識を増やそうと思ったからです。
とはいえ、意識高い系では全くなく、ただの興味があったのと、時間を持て余していたからなので、気軽な感じでやろうと思ったのがきっかけです。
なので、ここで紹介する内容の前提としては、絶対に合格しなければいけないと言った気持ちや環境がない中での方法です。
先に私の結果です。
2018年5月12日に受験して、675点で合格しました。
合格基準は以下です。
総合評価600点以上/1,000点
分類別評価点
・ストラテジ系300点以上/1,000点
・マネジメント系300点以上/1,000点
・テクノロジ系300点以上/1,000点
600点が合格基準なのでぎりぎりです。
ぎりぎりなのですが、正直想定していた合格ラインです。
つまりがっつり勉強するわけではなく、ほどほどのラインで勉強をしてました。
ITパスポートについて
ではITパスポートについて説明します。
ITパスポートとは
ITパスポートとは以下になります。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。
iパスは、2009年の開始以来、多くの方に受験されており、社会人やこれから社会人となる学生など幅広い層から支持されています。企業では、社員の人材育成に幅広く活用されており、採用活動におけるエントリーシートへの記入を求める動きが広がるなど、多くの企業で積極的に活用されています。
ITパスポート試験公式HP
大学や高校では、iパスのシラバスに沿った授業を行う学校もあり、合格支援のため対策講座を開設する学校も増えています。
つまり、合格することで基礎的なIT知識を持っているということが証明できる国家資格です。
試験内容について
試験の内容(概要)は以下となります。
試験時間 | 120分 |
出題数 | 小問100問 |
出題分野 | ストラテジ系(経営全般)35問程度 |
マネジメント系(IT管理)20問程度 | |
テクノロジ系(IT技術)45問程度 | |
合格基準 | 総合評価点600点以上、かつ分野別評価点それぞれ300点以上 ※各1,000点満点 |
試験方式 | CBT方式(PC上で行います) |
受験料 | 5,700円(税込) |
出題分野は各カテゴリごとに出題されますが、ストラテジ系だと企業活動、法務、経営戦略、システム戦略だったりと思った以上に範囲が広いです。
合格基準も各分野で最低300点以上が必要なため、例えば、ストラテジ系とマネジメント系に注力して高得点を狙ってもテクノロジ系の点数を落とすと合格できません。
つまり、幅広く知識を習得する必要があります。
試験日について
続いて、試験日です。
試験は春と秋で、年に2回実施されています。
試験日は、会場ごとに異なり、2020年はコロナ影響で春開催分が夏に実施されていますが、遅い会場では10月まで試験を実施しています。
(毎日どこかで実施しています)
合格者数やどんな人が試験を受けているのか
では合格者やどんな人がITパスポート試験を受けているのでしょうか?
合格者
では気になる、どれだけの人が受けて合格しているか、合格率です。
令和2年6月度合格率:73%(受験人数10,397人)
ということで、合格率は73%となっています。
かなり合格率は高く、7割の受験生が合格しています。
この数字だけ見ると難易度は低いように感じますね。
どんな人が受けているのか
こちらも令和2年6月度の情報からになります。
受験人数10,397人に対して、社会人7,990人(77%)、学生2,407人(23%)となっています。
社会人の方が多く受けているという結果です。
企業によっては、ITパスポートを推奨している企業もあるようです。
ちなみに、私が受験した時も社会人が多い感じでしたが、どちらかというと若い方が多かったです。
入社してすぐに受けるように推奨されているのかもしれません。
受験方法について
受験方法になります。
受験方法は、最初にITパスポート公式HPから利用者登録が必要になります。
登録し、IDを発行してから、受験を申し込みます。
ITパスポート勉強方法
勉強した時間ですが、ざっくり60時間です。
ペーストしては1日1時間を60日。
厳密には2時間の日もあったので、40日ないくらいの感覚です。
使用参考書:栢木先生のITパスポート教室
この参考書のポイントはイラストが多くて、読むのに時間がかからないという点です。
勉強手順①:テキストを4回ほど読む
1回目は流し読み。とりあえず1回読み切ることで、ざっくり全体感を掴みます。
(これでおわったらダメです。)
2回目は書いてあることの意味を理解しながら読む。分からなかったらメモ・マーキング。
3回目はわかったところは流しながら、引っかかったところを時間をかけて読む。
(ここまでくると行けるかもという気持ちもでできます)
4回目は、3回目と同様引っかかるところを重点的に読む。
(だいたいは理解してきます)
勉強手順②:過去問題集をひたすら繰り返す
使用過去問集:なし(WEBの過去問道場利用)
便利なもので、WEBの過去問道場というサイトで過去問が掲載されています。
分野も指定できるので、とにかくひたすら繰り返します。
実は勉強手順①で参考書を繰り返しましたが、その後にこの過去問をやると、全然できない(不正解続出)です。
ただそこでくじけてはいけません。
問題を繰り返していると、だんだんとテキストの内容とリンクしてきて、正解率は徐々に上がっていきます。
私の場合は、直近のテストは解かずにとっておいて、仕上げてとして、模擬テスト的に直近のテストを利用しました。
そこである程度の点を残せればきっと合格への道は開けるはずです。
まとめ
ITパスポートについて以下、まとめになります。
・ITパスポートってどんな試験?
→基礎的なIT知識を持っていることを証明する国家試験
・ITパスポート試験って難しいのかな?難易度はどんなもん?
→受験した7割の人が合格するので、ちゃんと勉強すれば合格できる!
・ITパスポートって試験日はいつ
→毎年春と秋の2回開催(開催場所によって受験日は異なる)
・どうやって勉強したらいいの?
→テキストを繰り返し読んで、過去問をひたすら繰り返す
・参考書はどれを選べばいいの?
→『栢木先生のITパスポート教室』がおすすめ!(イラストが多いので読みやすい)
・どれくらいの時間かければ合格できるの?
→個人差もありますが、だいたい60時間ほど
参考書を読んで全体感をつかんだ上で、過去問を繰り返すといった流れたで、勉強手順としては至ってシンプルです。
人それぞれなので、100%このやり方がいいとは言い切れませんが、私自信これで合格できたので、よければ参考になればと思います。
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