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なぜ梅雨(つゆ)と呼ぶのか知っていますか?梅雨について

こんにちは!
ベアです。

雨の多い6月〜7月の時期「梅雨」。
そもそもなんで「梅雨(つゆ)」と呼ぶのか知っていますか?
調べてみました。

目次

梅雨とは

梅雨とは調べると以下となります。

北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿岸部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて来る曇りや雨の多い時期のこと。雨季の一種である。

※ウィキペディア 

 北海道と小笠原諸島には梅雨がありません。
また、時期は太陽暦で6月10日頃から7月10日頃までの間となっており、時期もある程度明確になっています。

なんで梅雨と呼ぶのか

「梅雨」の語源は、実ははっきりこれというものがなく、以下の説があるようです。

・この時期に梅の実が熟す頃であるとする説
・この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これが同じ音の「梅雨」に転じたという説
・この時期は「毎」日のように雨が降るから「梅」という字が当てられた説

これは意外でした、当たり前のように読んでいる「梅雨」は由来がはっきりしていないというのは驚きです。
ちなみに、旧暦で5月頃であることに由来する「五月雨(さみだれ)」などの別名があり、この「五月雨」の語が転じて、梅雨時の雨のように、物事が長くだらだらと続くことを「五月雨式」と言うようになったようでう。

「五月雨式」と言うと、間髪入れずに連続することをイメージしていましたが、「物事が長くだらだら続くこと」なので使い方は注意ですね。

「ばいう」ではなく「つゆ」と読むようになった由来

では、「ばいう」ではなく「つゆ」と読むようになった由来です。
これも諸説あるようですが、2つ紹介します。

1、「露(つゆ)」から派生した「梅雨(つゆ)」という説
6月〜7月にかけて雨がたくさん降り、木々に露がつくことから「梅雨(つゆ)」というようになった。

2、熟した梅の実が潰れることから「潰ゆ(つゆ)」という説
梅の実の成長には雨の存在が欠かせません。6月下旬には収穫を終え、熟して潰れる時期でもあることから「潰ゆ(つゆ)」が「梅雨(つゆ)」になった。

梅雨という語源もそうでしたが、呼び方の「つゆ」も諸説ありはっきりしていないという結果です。

梅雨が発生する要因

梅雨が発生する要因(メカニズム)です。

日本の南海上にある夏の高気圧である太平洋高気圧と、湿った冷たい空気のオホーツク海高気圧のぶつかり合によって前線が発生し、その状態が一進一退を繰り返して長続きするのが梅雨。

つまり、気団同士がぶつかって、押し合いへし合いしてできた気団の間が梅雨前線となって停滞するために梅雨が発生します。

さいごに

普段から当たり前のように発していて、日本人なら誰しもが知っている「梅雨(つゆ)」。
こうして調べてみると、そもそも「梅雨」という語源、さらには「つゆ」という呼び方さえ由来が諸説あるということで驚きです。
近年では、ゲリラ豪雨となり、多くの被害をもたらすだけに、ただ「長い期間雨が降って大変だなぁ」では済まされなくなってきています。
夏場に水不足にならないよう、雨はある程度必要ですが、災害レベルにならなければと思う次第です。

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