こんにちは!
ベアです。
WiFiルーターの買い替えは面倒なイメージがありますよね?
機器の設定を変更したりと色々と面倒なイメージがあったので、同じルーターを8年くらい使っていました。
しかし、接続が不安定になることが続いたので遂に買い替えを決意しました。
自身の買い替え経験を元に、WiFiルーターの選び方や売れ筋、ルーターの切り替えについて紹介します。
WiFiルーターとは
そもそもですが、WiFiルーターについて一応説明しておきます。
WiFiルーターとは、スマートフォンやパソコンなどの電子機器を、無線でインターネットに接続できる通信機器のことです。
「無線ルーター」とも呼ばれています。
ひと昔前までは、パソコンに有線でLANケーブルを繋いでインターネットを利用していましたが、WiFiルーターがあれば、LANケーブルを繋ぐことなく無線で使え、かつ通信エリア内であればどこでも繋がります。
つまり、リビングや寝室、書斎など様々な場所で動画やインターネットを楽しむことができます。
また、通信には光回線などの固定回線を使用するので、通信量に関係なく安定した速度でインターネットの利用ができ、携帯側の通信量を消費することもありません。
家でWiFi環境を作るのに必須のアイテムです!
WiFiルーターの機能
8年ほど前のルーターを使っていたので、その比較になってしまいますが、ルーターは便利な機能が増えています。
新しい機能があるだけでも、WiFi環境は古いルーターに比べてよくなります。
MU-MIMO
従来のWiFiルーターは、ルーターと端末の1対1で通信します。そのため、接続する端末が増えれば増えるほど順番待ちが発生し、そのぶん通信速度が低下してしまうという問題点がありました。
それを解決するのがMU-MIMOです。
MU-MIMOは、1対複数で通信することができます。
そのため、速度低下を防ぐことができます。
ビームフォーミング
WiFiの電波はアンテナから360°あらゆる方向に飛びますが、指向性の強い電波を使って、特定の通信機器に向けて飛ばすのが「ビームフォーミング」です。
つまり、通信している機器の位置を検出し、機器に向けて最適な電波を送信します。
これにより、ルーターを設置した場所から離れた部屋でも、強い電波を受信して速度低下の少ない通信が可能になります。
ちなみに、この機能を生かすにはルーターと接続する機器の両方が対応していないと基本的には使えません。iPhoneでは6以降が対応しています。
IPv6
従来のIPアドレス「IPv4」で枯渇問題で開発された新しいIPアドレスです。
対応している通信機器であれば、従来よりもストレスなく通信できることがメリットです。
バンドステアリング/オートチャネルセレクト
これは通信を安定させる機能で、5GHz帯と2.4GHz帯の混雑していない周波数を自動で切り替える機能です。家族みんなが5GHzを使っていると当然混雑してくるので、空いている2.4GHzに切り替えて快適に通信ができるようになります。
ちなみに、2.4GHzは他の家電製品でも使っていることがあり、例えば電子レンジと干渉したりします。その点5GHz帯はWiFiに特化した帯域なので、干渉しにくいというメリットがあります。
無線引っ越し機能
古い無線ルーターから新し無線ルーターに、ネットワークSSIDとパスワードを自動で引き継ぐ機能のことです。
つまり、現在使用している設定をそのまま引き継げる機能で、この機能を使えば現在接続している機器側で設定を新しく更新する必要がないのでとても便利で、その後が楽になる機能です。
この機能を使う事でWiFiの買い替えのハードルはグッと下がります!
ルーターの選び方
ルーターも安いものから高いもの色々とラインナップがあり、何を選んでいいかわかりません。
簡単ですが、選ぶときのポイントをまとめました。
人数・接続機器数
利用する環境の人数や接続機器数を確認しましょう。
同時に利用する人が増えると、データの送信待ちが起こります。それによって、通信速度が遅くなったり、状況によっては止まってしまうこともあります。
複数人数・機器の場合は、MU-MIMO機能があるルーターを選ぶといいでしょう。
間取り・家の大きさ
ルーターを使用する部屋の間取りと家の大きさも重要です。
ルーターも機種によって電波をより遠くまで飛ばせるルーターもあり、それはアンテナ数で差が出ます。
つまり、広い間取りや大きな家の場合はアンテナ数が多い機種を選ぶといいでしょう。
ルーター売れ筋ランキング
2020年5月現在の売れ筋ランキングです。
第1位:AirStation WSR-2533DHPL-C(バッファロー)
バッファロー製のAirStationです。価格は約8,200円です。
アンテナ数も多く、引っ越し機能もあり、バランスのいいルーターです。
私もこの機種を購入しました。
- 11ac(5GHz)に加え、2.4GHzの256QAMに対応した無線LANルーター。4×4アンテナ搭載で、5GHz帯は最大1733Mbps、2.4GHz帯は最大800Mbpsの高速通信が可能。
- 子機側の位置や距離を判別し、転送速度・安定性を向上させる「ビームフォーミング」と、iPhoneやiPadを察知する「ビームフォーミングEX」にも対応する。
- 新旧それぞれのWi-Fiルーターの「AOSS/WPSボタン」を押すだけでネットワークSSIDとパスワードを自動で引き継ぐことができ、他社製ルーターにも対応。
第2位:Aterm WG2600HP3 PA-WG2600HP3(NEC)
NEC製のルーターで、価格は約12,000円です。
- 11ac&4ストリーム(4×4)に対応し、5GHz帯で最大1733Mbpsという高速通信を実現したWi-Fiルーター。Wi-Fiデュアルバンド中継機能も備える。
- 独自のブースト機能「IPv6 High Speed」により、通常のIPv6通信と比べて大幅にスピードアップ。新開発の「ワイドレンジアンテナ」で360度電波が届く。
- Wi-Fi端末の電波強度や対応帯域を判別し、5GHz帯と2.4GHz帯の混雑していない周波数帯へ自動で振り分ける「バンドステアリング」機能を搭載。
第3位 :Archer AX50(TP-Link)
TP-Link製のルーターで、価格は約10,000円です。
- インテル Home Wi-Fiチップセット「WAV654」を搭載した、Wi-Fi6対応デュアルバンドルーター。最大通信速度は5GHz帯が2402Mbps、2.4GHz帯が574Mbps。
- 4本の外部アンテナを装備し、ギガビット WANポート×1、ギガビット LANポート×4、Type A USB 3.0ポート×1を搭載している。
- Wi-Fiを集中的に各デバイスに送信し接続を強化する「ビームフォーミング」、各デバイスへ適切なWi-Fiバンドを割り当てる「スマートコネクト」に対応。
さいごに
コロナ影響もあり、「Stay Home」や在宅勤務需要で家のネット環境は改めて見直してみようという家庭も多いのではないでしょうか?
私の場合は単純に使っているルーターが古く、接続に支障がでたため見直しを行いましたが、こうしてみると、ルーター自体も進化していて機能が増えていることを実感します。
実際に切り替えて使っていますが、途切れることなく快適に使えています。
切り替えや、これからどのルーターを買おうか迷っている方の一助になればと思います。
コメント